2013年8月28日水曜日

言霊。32年を経て。


オーラソーマだとかって、妙なもんにかぶれてんの違う?

と、面と向かって言われたことはないけど、
逆に、なんで私はこれに魅かれたんだろう?
と、ふと思うことは何度もある。

古い記憶として、すっかり忘れ去られていたことで、
ああ。今にして思えば、大切な出会いだったなあ。
と思いだしたことがひとつ。

ある大晦日に、私と両親は大事な家族を失う。

年明けて、姉の葬儀を終えたのちに、
新宿御苑前からすぐの、四谷にある長善寺の当時のご住職が、
遺された私たちのために、説いてくれた。

両親は無宗教で、
姉は亡くなる直前、無宗教ながら旧約聖書を読んでいた。

背景を踏まえ、子に先立たれた両親へ

「人は亡くなった瞬間から、善意と思いやりの心だけになるんですよ。」

「今、生前の家族へ恨みの心など、いっさいないんです。」

「今、ここには亡き娘さんの、皆さんへの思いやりの心しか存在しないんです。」

私はこのとき、
きっと生まれて初めて、
スピリチュアル・ヒーリングを受け取ったんだ。

と、今になって気づいた。




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